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平成二十年水無月二十九日の歌
平成二十年水無月二十六日の歌
何事もなき日常の光景なり
平成二十年水無月二十二日の歌
平成二十年水無月十八日の歌
旅立ちを前に
平成二十年水無月十三日の歌
平成二十年水無月九日の歌
長く住み眺めし川とはつながりたる心地して
平成二十年水無月五日の歌
植物と葉緑素動物の血液の遺伝子構造はさほど違はぬと聞きて
平成二十年水無月二日の歌
梅雨入り宣言のありし日に
平成二十年皐月三十一日の歌
平成二十年皐月二十九日の歌
工事中の区域の夜の様
平成二十年皐月二十六日の歌
平成二十年皐月二十五日の歌
葉の滴と一つになりたる心地して
平成二十年皐月二十四日の歌
平成二十年皐月十八日の歌
初夏の日に鳴く鳥の声を聞きて
平成二十年皐月五日の歌
平成二十年皐三月日の歌
田に張りたる水に遙かなる雲の絶え間の日影映りて
平成二十年弥生二十九日の歌
平成二十年弥生二十八日の歌
木の蓮てふ花のインスピレーションにて
平成二十年弥生二十七日の歌
平成二十年弥生二十六日の歌
彼岸過ぎに詠む
平成二十年弥生二十五日の歌
平成二十年弥生十六日の歌
彼岸近き日の暁に
平成二十年弥生七日の歌
平成二十年弥生六日の歌
春の黄昏れに
平成二十年如月二十七日の歌
平成二十年如月二十六日の歌
都会のガード下より故郷の雪原を望む気のして
平成二十年如月二十三日の歌
平成二十年如月十六日の歌
春を待つ余寒の日に
平成二十年如月十五日の歌
古き土手の消えし日に
平成二十年如月十日の歌
平成二十年如月六日の歌
平成二十年如月一日の歌
神経繊維の如く細きポプラの枝の風に揺るるをみて
平成二十年睦月三十一日の歌
平成二十年睦月二十六日の歌
寒中の夜に光りゐるもの
平成二十年睦月二十二日の歌
平成二十年睦月十八日の歌
埼玉県志木の敷島神社にて
平成二十年睦月十七日の歌
坂東の雪のささやかなる朝
平成二十年睦月十六日の歌
平成二十年睦月十一日の歌
平成二十年睦月八日の歌
真蒼なる冬空を仰ぎて